2014年7月13日(日)俺の師匠 『むら田』 ラストラン!記録 NO.4

PM12:30 親父どうだ? もくもくと作り続ける親父!
そろそろ限界か?
それにしても外には、あふれた客が・・・どうする?・・・
もう麺がないぞ!もう終わりだ!またやればいい!親父はラーメン食べに来てくれた客を思い、つぶやく。
親父も限界か?・・・俺は考える・・・。

そうだ!俺の店から麺を持って来よう。親父、頑張ってくれ!俺は続行を決断する。

親父、大丈夫か?あと30人だ!あと30杯だ!麺は俺の店からもってくるからさ!と言って励ます。

なんだこれは!郁、お前の麺は固いぞ!親父はブツブツ言いながら麺を揉む!

親父の様子を見ながら、もうこれで終わりかな? しかし・・・

ここで俺は今だに増え続ける人達に、区切りをつけなければならないと判断し、状況を伝える。
残念そうに帰る人達・・・申し訳ない。

しかし、区切りをつけたにもかかわらず、帰らずにそのまま並んでいる客は相当数いる・・・

食べさせてやりたい!しかし、親父の体が心配だ。

そう思いながらも、親父から、あと何人だ?と聞かれては、
あと30人だ!を、繰り返し言ってた俺。

今度はワンタンがない!親父は冷蔵庫からワンタンの具と皮を出し、作る。

しばらくすると今度は、
郁、チャーシューがないからもう出来ない。

親父、郁にある!ギックリ腰で店を休んでいた分のチャーシューが俺の店にあるから取りに行ってくるよ!
親父は寡黙になり始め、ただ、ただ、もくもくと作る!・・・

そうやりながら、作り続けながら、タケノコもなくなり始める。

郁、あと何人だ?
あと30人。

親父・・・今度はデカイ声で、何〜?!
あと30人?さっきも30人と言ったじゃないか!減らないじゃないか!!
・・・だんだん親父もわかってくる。

俺も本当バカだよなぁ〜!
なんで30人、30人って言ってばかりで、数字を変えなかったんだろうな?

食べてもらいたいが一心で、様子見ながら親父を騙し騙し、
作らせていたんだが、俺、興奮していたんだろうな!(笑)

そんな親父も実は、客のことが気になってしかたなかったようだ。
長い間、通ってくれたあの客は食べられたのだろうか、帰ってしまったのだろうか・・・
作り続けながら外を見たりして、気にしていたのがわかっていた。

そのうち、親父は、もう麺しかないから麺だけのラーメンだ!
最後のほうはもう本当に具無しラーメンを提供した。
申し訳ないがこれまたお客さんもわかってくれたようで、何も言わない。

最後の最後まで、ここ『むら田』では口答えはしない!それが鉄則!
お客は百も承知!(笑)

こうして怒涛のラストラン!『むら田』は幕を閉じた。

『むら田』ラストラン!実況中継!

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Part 2 もう1回やらせてくれ!

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